macaron-マカロン- *イケメンアイドル's Love life*
「皆川さん、今日は遅く迄ありがとうございました。」
2人の食事の片付けをした後、レイアはマネージャーとスケジュールの打ち合わせをしていた。気付けば時計は12時をとっくに過ぎている。
明日はアキラがオフ(休み)なので、レイアはアキラに駅まで送ってもらっていた。
「こちらこそ、送ってくれてありがとう。」
レイアは切符を改札口に入れると、手を振りホームへと入って行った。
ホームには殆ど人が居なかった。嫌な予感がしたレイアだったが、微かな希望を抱いて時刻表を見上げた。
終電は10分も前に出ていた。
「え。12時30分くらいまで、電車ってあるんじゃないの!?」
完全な確認ミス。しかたがないのでタクシーで帰ろうと財布を開けると5千円しかない。
ここからレイアの家まで約7千円。こんな日に限ってカードも家に忘れてきた。
となると、アキラに借りるしかない。まだアキラが近くにいるはずだ。
レイアは情けない思いで携帯を取り出した。
2人の食事の片付けをした後、レイアはマネージャーとスケジュールの打ち合わせをしていた。気付けば時計は12時をとっくに過ぎている。
明日はアキラがオフ(休み)なので、レイアはアキラに駅まで送ってもらっていた。
「こちらこそ、送ってくれてありがとう。」
レイアは切符を改札口に入れると、手を振りホームへと入って行った。
ホームには殆ど人が居なかった。嫌な予感がしたレイアだったが、微かな希望を抱いて時刻表を見上げた。
終電は10分も前に出ていた。
「え。12時30分くらいまで、電車ってあるんじゃないの!?」
完全な確認ミス。しかたがないのでタクシーで帰ろうと財布を開けると5千円しかない。
ここからレイアの家まで約7千円。こんな日に限ってカードも家に忘れてきた。
となると、アキラに借りるしかない。まだアキラが近くにいるはずだ。
レイアは情けない思いで携帯を取り出した。