macaron-マカロン- *イケメンアイドル's Love life*
イエロー∞レモン
・'*;+。・
レモン
・'*;+。・
………………………………………
その日の昼、レイアは無事にシーンを終え、ホッとしていた。
そこへマネージャーがやってきた。
「皆川。来週月曜から一週間は、メシ作りに来なくていいから。」
「分かりました。どこか行くんですか?」
レイアはスケジュール帳を取り出した。
「<SOUL>が一週間合宿する事になってね。新曲出すんだ。」
マネージャーの言葉に、レイアは少しショックを受けていた。
レイアはもう1年近く、新曲を出していない。
急にあせりを感じる。
レイアは不安気にマネージャーに聞いてみた。
「あの、私って次の曲を出す予定は…?」
語尾が小さくなる。
レイアの気持ちに全く気付かないマネージャーは、にっこりと言った。
「うん、ないよ。」
レイアもつられ、笑顔で
「そうですか。」
とうなだれた。
「いーじゃない。皆川は今、女優業がノリに乗っているんだから。」
その言葉がグサリとレイアの胸を突き刺す。
そうとは知らず、マネージャーは
「じゃ、そう言う事だから。」
とその場を去って行った。
あとに残されたレイアは、台本を強く握り締めて
その場に立ちすくんだ。
レモン
・'*;+。・
………………………………………
その日の昼、レイアは無事にシーンを終え、ホッとしていた。
そこへマネージャーがやってきた。
「皆川。来週月曜から一週間は、メシ作りに来なくていいから。」
「分かりました。どこか行くんですか?」
レイアはスケジュール帳を取り出した。
「<SOUL>が一週間合宿する事になってね。新曲出すんだ。」
マネージャーの言葉に、レイアは少しショックを受けていた。
レイアはもう1年近く、新曲を出していない。
急にあせりを感じる。
レイアは不安気にマネージャーに聞いてみた。
「あの、私って次の曲を出す予定は…?」
語尾が小さくなる。
レイアの気持ちに全く気付かないマネージャーは、にっこりと言った。
「うん、ないよ。」
レイアもつられ、笑顔で
「そうですか。」
とうなだれた。
「いーじゃない。皆川は今、女優業がノリに乗っているんだから。」
その言葉がグサリとレイアの胸を突き刺す。
そうとは知らず、マネージャーは
「じゃ、そう言う事だから。」
とその場を去って行った。
あとに残されたレイアは、台本を強く握り締めて
その場に立ちすくんだ。