白と黒。。。


『美香ー!逃げんじゃねえ!俺が着いてるから!』



絢香は人目を気にする事なく精一杯デカイ声で叫んだ


辺りが騒がしくなる


オジサンは表情を引き攣らせ美香をベットに押し倒した




『クソ!黙れ。なんなんだアイツは!?』



オジサンは声を荒げた

もう先程の余裕な笑みはなくなっていた



今度は美香が笑みを浮かべる番だ



『私は一人じゃない!逃げるもんか!』



美香は叫んだ


まるで外で見守る絢香に訴えるように…



………
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