白と黒。。。


『別に…たまたまだよ。』



『そっか!…ありがとな』



長谷川は軽く頭を下げその場を立ち去ろうとした



『ん…?』



長谷川が何かに気づいた



『このカバン…?!』



しまった…!

絢香はカバンの事を忘れていた




長谷川はカバンを拾い上げ絢香に近づく



『総長さん?』



『な…なんだよ』



『ここらで真面目そうな学生見なかった?』



あ〜良かった〜…


絢香は胸を撫で下ろした



『見てないよ!そのカバンはそこに落ちてたぜ』




『そっか』




………
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