大好きな君へ最後の贈り物を
お互いの別れ
亜稀と別れ、優と私の2人になっちゃった。
「さっきの話なんだけどね・・・。」
「うん。何で無視したんだ?」
「あのね・・・優覚えてるよね、私が無視した前の電話。優から電話かかってきて、私から電話しようとしたらかかってきたから、私嬉しくて、なのに・・・優は女の子と遊んでたし・・・。」
「寂しかったんだよ。」
「・・・それはお互いでしょ?私も寂しかったんだよ!?」
「・・・。」
「優。私、・・・優と距離置きたい。このままだったらお互い辛くなる・・・。」
「・・・。」
「優、私達・・・別れよう。」
「えっ?春・・・考えてることはわかった。もう俺も遊びで付き合わない。だから・・・」
「えっ?優、あの女の子と付き合ってたの?」
「そ それは・・・。」
「優なんて私の気持ち全然わかってないんだから!」
「春・・・ごめん。」
「最低。」
「待って、春。」
「信じられない。」
「亜稀!?何で居るんだよ・・・全部聞いてたんだ。」
「うん。相変わらず、優の女好きは治ってないんだね。」
「どうしたらいいんだよ。俺は・・・」
「優が全部悪いよ。」
「そんなんわかって」
「優は全然わかってない!!何で野球やってたこと隠してたの?野球やってたなら私達別れなくてよかったじゃん!」
「それは・・・そうだよね。全部俺が悪い。」
(でも・・・本当は違うんだ優。私の本当の別れた訳は優の女好きが原因なんだよ。)