大好きな君へ最後の贈り物を

告白

「まだ決めてないんだ」


「でも・・・優は野球やりたいでしょ？」


「・・・。」


「だって・・・中学からずっと野球やってて今じゃキャプテンじゃん！頑張ってきたからここまで来たんでしょ？ わざわざ野球の強いところ行って推薦ではいれるように毎日遅くまでランニングやったり壁に向かって投げたりしてたじゃん！」



「何で知ってるんだよ 何で 何で・・・」


「だって・・・優のこと好きだから」


「えっ！？ ってことは俺等両思い！？」


「えっ？優も私のこと・・・好きなの？」


「うん。じゃあ昔から好きな人って」


「優だよ。じゃあ昔から好きな人って」


「春だよ。一目惚れ」


「私も一目惚れ」


「そっか じゃあどうしようかなーアメリカ行き」

「行って 私のことはいいから」


「ふふっ2ヶ月だけね」

「えっ？もっとながいんじゃないの？」


「残念ながらこの期間しか行けないんだよな」


「そっか良かった」


「うん。待ってて」


「うん。待ってる」


「あのさ・・・」


その瞬間唇を指でさわり 言った


「・・・もう黙ってて」


「・・・うん。」


「やっと俺の彼女になったから」


「うん。私も嬉しい」


私達は軽くキスをした


「・・っん・・っあっん」

「・・っゆっう・・っだいっすっき・・・っんあ」


「ありがとう春」


「行ってらっしゃい」


「行ってきます」