かげぼうし。
右手と左手。
それは、一億分の一の出会いで。
僕が強がってても
君の温もりがあって。
僕が嘘をついても
君は笑顔で信じていて。
僕が辛くて泣いても
君は強く抱きしめてくれて。
僕がわがまま言っても
君は耳を傾けてくれて。
僕が落ち込んでいても
君はただそばに座ってくれて。
僕が怒っていても
君は髪を撫でてくれて。
僕の右手が空いてたら
君の左手が握ってくれて。
独りじゃない。
君が居る。
僕の右手があるから、
君の左手がある。
右手がある。
だから、左手がある。