おばあこに送った手紙
それから何日かたったある日の夜中。


さっちゃんの家の電話が鳴る。


みんな寝ていて静まりかえっているから、とても大きく響いてる。



電話をとったのはお父さんで、すぐに病院からだと分かった。



悪い予感がしたさっちゃんはすぐに飛び起きた。


上着を羽織ってお父さんとお母さんの後についていく。


車に乗り込み向かったのはもちろん病院。


おばあこが危篤…



さっちゃんは今までになく冷静だった。
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