おばあこに送った手紙
何日が過ぎただろう…
さっちゃんは学校にいて、午後からの授業が始まったばかりだった。


まだザワザワとしている教室の横をスタスタ歩く影が通る。


担任の先生だ。


さっちゃんは自分のところに来ると感じているようだった。


その予想は的中。


教室のドアが開けられ、さっちゃんの名前が呼ばれた。


すぐに帰る用意をしなさい。
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