『私も歩けばイケメンにあたる♪』

驚いたように
目を丸くしたあいつの顔にどきりとする。


「それで?」


「え?」


「礼を言いに来たんだろ?」


からかうような言い方ではなく、
落ち着いた声だ。


「・・ありがとう。
おいしかったよ。

すごく・・うれしかった。」


私の、正直な気持ちを
素直に口にした。











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