『私も歩けばイケメンにあたる♪』

そんなことない、と
栞は否定してくれたが、

自分でも、最近地に足がついてないと
感じることが多かった。

ふわふわしてて、
落ち着かない感じ。

はしゃぎすぎて、
ともすれば一人歩きしてしまいそうな、
自分のココロを、

なんとか理性で地に縫い付ける。


毎日が、

そんな感じだった。


だから、
自分が目をつけられたのが、

なんとなく理解できた。






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