『私も歩けばイケメンにあたる♪』

「そんな暴れんなよ。
疲れる」



この声!



「清!」


手が外れたひょうしに、とがめるような
大きな声を出してしまい、

清は、再び私の口を手で塞ぐ。


「おい!

でかい声出すなよ。
皆寝てんだぞ?」


清の息がかかって、

私の耳は、やけどしそうなくらい
熱くなる。


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