『私も歩けばイケメンにあたる♪』

いたずらっ子のような、
無邪気・・

ではなく、邪気いっぱいの笑顔。

その笑顔がふっと真顔になって、
私の顔に近づいてきた。

長いまつげが、ふわりと揺れる。

改めて間近でみる清の顔。


端正な顔立ちにドキドキしながら、
私も、目を閉じた。


でも、唇が重なる直前、
いきなり、部屋の扉が開いた。





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