『私も歩けばイケメンにあたる♪』

清の目は、子供のように輝いて、
私の顔の表情の変化を楽しんでいるみたいだ。


「やっと、気づいたか。
お前、素直じゃないからな。
ちゃんと、行かないで~って、泣かせたかったんだよ。」


「はあぁ?
私泣かせて、うれしいわけ?」


「あぁ、めちゃくちゃ嬉しいぜ?
ひかりを泣かせたのは、俺だもんな?」


本当に嬉しそうな顔をするので、
何も言えなくなった私。


もうっ!
清の馬鹿!


あれ?
ということはもしかして・・。


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