『私も歩けばイケメンにあたる♪』
靴を履いていると、後ろからそっと抱きしめられた。
壊れ物を扱うように、ふんわりと清の手が添えられる。
「俺さ、お前のこと大事にしたいから。
見てろよ。今よりもっといい男になるから。」
「清・・。」
回された腕に、そっと腕を重ねて、もたれかかるように首を傾けた。
「私もね、頑張って、
清に釣り合う様な、素敵な女の子になるね。」
私も、清のこと大好きだから・・。
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