『私も歩けばイケメンにあたる♪』

「ありがと・・・。」


私の呟きを無視して、

あいつは、開きっぱなしのドアから、
私の部屋を見渡した。


そして、あいつは、
荷物を持ち上げるように、
垂直に私を抱えあげると、

私をベッドに連れて行き、
放り投げた。


突然の展開に
声も出ないでいると、


あいつは、
さっきまで乗せてあった氷嚢を、
私の目元に乗せてくれた。






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