『私も歩けばイケメンにあたる♪』

あいつの顔が

ゆっくりと

私の顔に

近づいてくる。


唇の間に、指一本分の隙間を残して、

ようやくとまると、

あいつは、

にやり、

と、

すでに見慣れた、あの、

嫌味満点な笑顔になって、

のたまわった。


「目がはれて、すんごいぶさいく。」








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