The Last Lie

『なに、お前オトモダチだった訳?いーな、俺もなるなる!』

『違ぇよ、お前先行っとけ』


低めの身長と『んだよー独り占めかよー』とか言いながら学校を出ていくあの、なんてゆうか普通そうなオーラ、軽くあしらわれてるとこに親近感を覚えてしまう。

美人さんは今度はウンザリって感じに男の子から視線を反らすと、目をパチクリさせながら二人を見てた私に標準を合わせた。


『一個聞きたいんだけど。


それ恭輔から約束した?』


それ、って会うこと…だよね。


『はい、テスト前会った時に。…さっきも電話きたんで』

『…そ、』


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