The Last Lie
『……』
その言葉に少し安心しつつ見ちゃった自分もやっぱり悪いから、謝ってから逃げようと決めて本棚の陰から一歩でた。
でもやっぱり直視は出来ないから相手の足元見ながら口を開いて、
『あ…の、ごめー…』
『あっ!?』
謝ろうとしたのに、いきなり大きい声出されて遮られた。
なによ…ビックリした…
驚く私なんて総無視で近寄って来た男の子は私の目の前で止まり、左手を振り上げた。
…ってやっぱり怒ってんじゃん!出なきゃ良かった!
『やっぱり!!思ったよりちっちゃいねぇ?』