もんこの独り言【作品紹介】
鬼は少女のペースに巻き込まれて過ごす内に、忘れていた何かを少しずつ取り戻してしまいます。
昼は「箱庭」に囚われ、
夜は「追憶」に囚われ…。
「追憶」の中には、
何が待っているのか…。
追憶の中の少年は、
桃色の花びらが降る樹の下で、ある少女と出逢いました。
自由を奪われた「鳥籠の中の少女」との「鬼ごっこ」した記憶。
自分の無力を嘆き、
いつか彼女に自由を与えようと、その為だけに過ごした半生が綴られています。
血で穢れ、繋げぬ手。
終われない「鬼ごっこ」。
捕らわれた「鳥籠」。
追憶と箱庭を繰り返し、
自分の忘れていた「心」を取り戻した時、「鬼」はどうするのか。
其の手を導く謎の少女は、
一体、どこの誰なのか…
追憶の中の「少年」は、
皆さんの中には知っている方が居るかもしれません。
表には決して出されなかった、
隠されていた「心」。
伝えられなかった「想い」。
其れが、
今やっと明かされるのです。