17年間…私が歩んだ道
私は陣痛の間隔が
短くなるまで
痛みとたたかった。


夜0時頃には
陣痛の間隔が
短くなって
私は分娩室に
うつされた。

拓哉は立ち会ってくれた。


私は涙を流しながら
一生懸命力んだ。

「夏美!がんばれ」

「がんばれ!」


…………………
< 120 / 125 >

この作品をシェア

pagetop