17年間…私が歩んだ道
拓哉の声を聞いた瞬間
いきなり涙が流れた。

「泣いてる?!
どーしたんだよ」

『何もないよ!
ちょっとつまづいて
転んぢゃって…』

「大丈夫か?
迎えいこーか?」

『ううん!いい!
拓哉ごめんねっ
怪我しちゃったから
今日はやっぱ帰る』

「そっか〜わかった!」

『うん、ごめんね』


私は拓哉に嘘をついた。
嘘をついちゃダメって
わかってる!
わかってるけど…

これはついてもいい
嘘だよね…?
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