17年間…私が歩んだ道
「夏美…」

拓哉の優しい声。


『言わなくてもわかる
ごめん…』

私の頭の中は
拓哉にふられる事しか
なかった。


「は?何ゆってんの
俺が嫌いになるとでも
思った?
…守るってゆったのに
ごめんな」

拓哉を見ると
窓の外をじっと
見つめていた。

拓哉の目には
涙が溜まっていた。
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