17年間…私が歩んだ道
数分して
拓哉がやって来た。

「なーつーみっ
どぉしたんだよー
いきなり
会いたくなったか?」

はははっと
何も知らない拓哉は
いつもの調子で
やたらテンションが高い。


でも今回の話は
そんな笑いながら
話せる内容ではない。
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