17年間…私が歩んだ道
拓哉のテンションとは
違って私は黙って
座っていた。

それを察したのか
拓哉も黙りこみ
「なんかあった?」
と落ち着いた声で
聞いてきた。

『なんかあった』

「なに?」

『落ち着いて聞いてよ』

「わかった」


…………………
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