鬼畜な俺様執事


明日は朔夜、来てくれるだろうか。



面会時間の終了を告げにきた看護師さんに、両親が頭を下げながら出ていく姿を見て、そう思った。



来たら、私はなにを話すんだろう。



あの女の子のこと?



それとも、私たちの関係?



もやもやとして、頭が働かない。



そして私は、いつの間にか眠りについていた。

< 187 / 385 >

この作品をシェア

pagetop