鬼畜な俺様執事


椿は頷いた。



「もっとも、お名前だけですけど」



そして続けて言った。



「気をつけて下さい」



椿は、真剣な面持ちで私に近付いてきた。



「あまりこんなこと、いいたくないですが……いい噂はききません」

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