鬼畜な俺様執事


そんなの、とっくにわかっている。



今更、何を言ってるんだこいつは。



俺が望んだことだ。



雅は、雅の父親は、権力者だ。



綾香をひねりつぶすなんて、アリを踏み潰すくらいにしか考えていない。



雅は俺に執着している。



だったら話は簡単じゃないか。



俺はこいつの相手をして、綾香は…………



< 247 / 385 >

この作品をシェア

pagetop