鬼畜な俺様執事


俺は屋敷の少し手前で、タクシーを降りた。



携帯を取り出し、綾香の番号を押す。



幾度目かのコールのあと、懐かしい声がした。



「今、屋敷のそばなんだ。

出てこれるか?」


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