鬼畜な俺様執事


「何?」



穏やかな優しい声。



「兄妹なの……」


ちゅっ

と、もう一度キスをくれた。


「それで?」



「……いいの?」


再びキス。


そして、私の耳元で囁いた。







「俺は綾香を手放す気なんてない」



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