a little memory━恋心編━

「もしもし?真苺?今大丈夫?」


「ちょうど昼休みだから大丈夫だよ…!!」


さっきのメールが恥ずかしくて上手く喋れない。



「真苺…」


「ん?何?」





「愛してるよ…。」


っ?!

聞き慣れない愛の言葉…。

「〜〜///あの…凄く恥ずかしいよぅ…///」


「めっちゃ好きやでvV(笑)」


私は真っ赤になった…υ



その後の授業なんて覚えて無い。気付いたら下校時間になってた。



ただ門の所が騒がしい以外何も変わらなかった。



女子校だから多分男性だろうな…。



すっと門を通ると覚えの有る匂い…。


「オイ…!!」


聞き覚えの有る声…


「真苺…恐くないあの人…あっ真苺?!」


友人の声を無視してその男性に近づきサングラスを外す。



やっぱり…


「何で居るの?英咲士君はサプライズ好きだね?」


「真苺に会いたくなったから…///ってサングラス返せって…」



「女子校の門で待つなんて勇気有るね♪(笑)」



「真苺彼氏?」


「えっ?!」

何て言えば良いんだろう?


「初めまして真苺の彼氏です♪よろしくね真苺のお友達ちゃん(ニコ)」






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