a little memory━恋心編━

「英咲士君…?」


「夜中やし…声でかいし恥ずい…///」


っ///!!
可愛い〜!!英咲士君も照れるんだ…てか照れ顔可愛いな〜!!


って…のんびりしてる場合じゃ無かった!!


「携帯の暗証番号は知ってても英咲士君の事何も知らない里緒姉には何も言われたくない!!」


「はいはいお母さんには伝えとくから!!」



「待ってや里緒…。」


「何?」


「俺が真苺を好きなだけやん…俺が真苺を愛してるだけや…それがアカンの?」


「真苺だって…英咲士君の事…」


「真苺は違う。真苺も俺の事好いてくれてるけどそれは兄としてや…。」



英咲士君…貴方の愛はあまりにも痛いです…。




1人で罪を背負うとする貴方の愛は痛い…。



私には貴方と一緒に罪を背負う覚悟は出来てるよ?


だけど英咲士君は男としての責任を取る為に…里緒姉の罵声に耐え私との恋を守ろうと…


私は泣いた。


英咲士君の優しさに…優し過ぎる愛に…。







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