a little memory━恋心編━

━恋━

私は優しいお兄ちゃん英咲士君に惹かれていった…。

特別格好良い訳では無いけど…格好悪い訳でも無い。

身長も高いしイケメンに入ると思う…。


会うたびに凄く惹かれていった…。

毎週仕事が休みになると私の家に来て夕食を4人で共にする。


英咲士君は1人暮らしをしていて私は母と母の旦那兼新しい父と3人で暮らしている。


そして私は毎週英咲士君が来るのを楽しみにしていた…妹としてでは無く1人の女の子として…。


そんなある日…。


雑誌を見ていた私はとても良いデートスポットが掲載されてるページに手が止まった…。


こんな所英咲士君と行けたら良いなぁ…。


なんて思っていると…


「真苺行きたいん?」

英咲士君が訪ねてきた。それも後ろから肩に顔を乗せて…!!


私はドキドキして「うん」と答えた。


この時既に私は英咲士君に恋していた…。


きっと英咲士君貴方もだよね?



お互い惹かれ合っていくとは知らずにデートをした。




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