a little memory━恋心編━
「英咲士君はいつも居て欲しい時に私の傍に居てくれたから…。」


「そうなん…?テレパシーみたいな伝わるもんが有ったんかな?」


「以心伝心…だったのかも?何でも私の事お見通しだったよ。」


英咲士君は私の事よく知ってた。


だから前に手に触れただけでも好きの気持ちが伝わるんじゃ無いかな?って思ったんだ…。



「真苺…ちゃんと眠り?」


英咲士君何で聞かないんだろう?何で怒らないの?


「自殺しようとした事怒らないの?」


「……っ!!……怒って欲しいん?」


一瞬驚いた英咲士君は少し怒りを込めて私の目を見つめて話出した。


「俺の゙来るな゙って言葉が真苺を傷付けたと思うし前カノが来たのに何で自分はあかんのか分からへんってのも理解出来る。」


分かってたの?


「真苺にとっては今の彼女は自分やのに何で前カノは来て良いのに私はあかんのか理解出来へんよな…俺ももっと言葉選べば良かったわ…。」



「えっ…?!」


驚きと同時に私は英咲士君に抱き締められてた。



「英咲士君…?!」


「ごめんな…真苺ごめん…」






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