私達の幸せ


そんなかみ合ってない(瑞穂は分かっていない)話をしていると家に着いた。






「いつもありがとうございます」



車を降りたところで
海二を抱っこした慎二が向こうから歩いてきた。

公園の帰りのようだ。






「慎二~かい~ただいま!!」



「…」



慎二が何も喋らないので
海二を見ていた目線を慎二に向ける。




すると…私ではなく
私の後ろを見ている。


あ!!そうだった!

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