私達の幸せ


「…それにしても…海二くんは慎二の小さい時にそっくり!!

それが、慎二の子供だっていう何よりの証拠ね








瑞穂ちゃん!一人で大変だったでしょ?」




海二は大人しくしている。
頭をナデナデしたら笑顔になった。




「いえ!大好きな人との子供ですから」





「ありがとう…慎二のことそんなふうに言ってくれて…」



「瑞穂…」



慎二は私と海二をしっかり見つめ、何かを決意しているように見えた。


< 68 / 73 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop