【実話】THE ダメ男
雅子の地元の駅に着いた。
何と!!
雅子がイケメンて言った色白くんと友達の浅黒くん
このオセロ2人も降りてきた。
『てゆか、
雅子の地元の子やん(笑)
雅子、中学2年でこっち引っ越してきたからあの子達の顔知らんだけちゃうん(笑)?』
私は何か腑抜けた。
雅子は中学時代のアルバムを頭の中でめくり、誰だったか思いだそうとしていた。
大して興味ナイし...紅茶飲みながら雑誌でも見てよっと。
『わからん...』
悲しそうに雅子が呟いた。
『まぁ、ええんちゃう?あのオセロ2人と駅一緒みたいやし、いつでも会えるやろ。それにまた同じ時間に電車乗ったらええやん』
とりあえず適当になぐさめてみた。
正直、私にはどうでも良かった。