あいつを抱いたあの日から。





「俺、将来は未都と結婚したいんだよね。
…未都かわいいな。未都にこくろっかな」


俺は、
わざとらしく
未都の名前を連発した。


「未都が、オッケー
してくれたら付き合っちゃおっか…」

「「やめなさい」」




母さんが俺に怒鳴った。


だから俺も怒鳴った。



「もう知ってるんだよ!!!

未都は…

俺の双子の姉ちゃんなんだろ?!」












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