あいつを抱いたあの日から。


俺は自分から木村に顔を近づけた。


「…いい?!」
「…ぅん」


木村はやっと頬を赤らめて頷いた。


再び俺はゆっくり唇を重ねた。



…抱きよせた瞬間…


ほんのりシャンプーの匂いが漂う…



…これは未都じゃない。


       深く実感した…
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