あいつを抱いたあの日から。



「未都ね、
海人君のことまだ好きなんだよ!!
だから…土曜日に遊んでやって…
それであたしか未都か…
もう一度ちゃんと選んで欲しい…」


彩はとても友達想いな所があった。


でも俺は…


「俺は彩だけだよ」


そう言って
抱きよせようとした時…


「ダメ。
未都と会って。
あたし白黒はっきりさせたいタイプだから」



そう言い残して階段をあがっていった。



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