あいつを抱いたあの日から。


「…もう五時かぁ…」


「未都ん家昔っから
五時半門限だったよな?帰ろか」


「あぁ、うんっ…」


かっちゃんと
私はお互い家の前まできた。


途端に何故か気まずくなる。


「かっちゃん…ぁ
…今日はありがとっ」



私はそう言って家にむいて歩いたその時…


ーバッ……


「…かっちゃん…!?」

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