あいつを抱いたあの日から。


気がつけば五時になっていた。

そろそろお開きだ…。


本当は別々に帰りたい。

けど家は隣で同じ方向だから…帰り道も一緒になる。


でもできることなら別々に帰りたかった。


我慢できなくなる。


未都のこと抱きしめて




「前は無理矢理してごめん未都っ」



て言ってしまう。



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