あいつを抱いたあの日から。
また、いつか◆海人side
どうして…
君を気になってしまうんだろう。
ハラハラと、
雪のように切なく落ちる枯葉。
あっという間に秋が来た。
「海人お弁当食べよ~っ」
教室は、とても近いとは言えないが
毎日、俺の教室には
木村彩が来る。
あの日からあっさりと日課になってしまっていた。
俺と彩が付き合っていることは学校でも有名になった。
そして今日も
ただ無言で彩についていく。
メニュー
また、いつか◆海人side