あいつを抱いたあの日から。



分からない

分からない


分からないよぉかっちゃん、私苦しい。

今、こんなに苦しいのに、
まだあなたのことを考えてます。



現実逃避なのでしょうか。


違うよ。


…まだ半信半疑なんだ。


もしかしたら、
ただかっちゃんのお母さんが
私を抱いてるだけなのかも知れない。


あり得ない希望と、
目の前に訪れる絶望。



私はどうしたらいいのよ。






気がつけば写真を
ぐちゃぐちゃに丸めていた。



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