あいつを抱いたあの日から。


私、かっちゃんの
家の子供だったんだね。


かっちゃんのお母さん、双子なんて欲しくなかったのかな?


私なんていらなかったのかな?


だから私のこと捨てたのかな?


私、いらない子なんだ。



・・・でも小学生の頃、
かっちゃんの家に行った時。

かっちゃんのお母さんが
私をいきなり抱きしめてきたことがある。





かっちゃんのお母さん、
あんなに幸せそうに
私達を抱いていた。




アルバムのイッページ、飾れるくらい
向日葵のような笑顔だったね。



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