担任王子

何時間たったんだろう?


目を覚ました時には先生がそばにいてくれて。


『おはよ。大丈夫か?』


優しい声に安心してる。


そしてまた先生の顔が近づいてきて…

 
『ピタッ』


同じようにおでこで熱測ってくれている。


『よし、だいぶ下がったな。』


『じゃあな。』


えっ?


いっちゃうの?


自然と先生の手首をつかんでて。
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