花音ちゃんと私
たまに学校を休むことがあって、次の日には必ず、腕やおでこに絆創膏がはってあることも、それを花音ちゃんが隠そうとしていることも、知っている。
それを思うと私は急に哀しくなって、俯いてしまった。
愛美ちゃんは気付かなかったかもしれない。
私が泣いていることに。
それを思うと私は急に哀しくなって、俯いてしまった。
愛美ちゃんは気付かなかったかもしれない。
私が泣いていることに。