*制服のボタン*a solemn promise*
アメリカに戻ったら…もう当分離ればなれ…
そう思ってた。
そしたら陵弥は、明後日一旦アメリカに戻り、4月からは私と同じ大事に通うって……
「一緒に暮らしたい」
そう…言ってくれたんだ。
散々、私の事落としておいて……馬鹿…
陵弥の部屋に寄ってまったりしてる場合じゃなかったじゃん!!
陵弥はズルい…
こんな大事な事黙ってて…サラリとカッコよく決め過ぎだよ……
でも、そんな陵弥だから好きになったんだ。
こうして私は4月から陵弥のマンションで一緒に暮らす事になった。
同じ大学で共に…
また、過ごせるんだね。
そして陵弥はアメリカに旅立って行った。
2週間したら帰って来るけどね……
「俺が戻って来るまでに、ちゃんと荷物運んどけ!!」
こう、言い残して。