*制服のボタン*a solemn promise*


【ピンポーン】



……えっ……誰…?…


沙織…忘れ物でも……



そう思って玄関を開ける。


「き、キャアーッ!!」


意気なり抱きしめられ。



「ばーか。無用心だな!!簡単に開けんなよ!!」



……この声……



「り、陵弥!!」



私を離した陵弥がニンマリ笑って私を見下ろした。


…何で…?…



「…帰り…明日じゃ…」


「凜花に早く会いたくて、今日の便で帰って来た…」


こんな事、言われて嬉しくないはず…ないじゃん…


「…っ……陵弥の馬鹿!!」


そう言って陵弥に抱きついた。



本当に陵弥っては……


肝心な事は何にも言わず、直ぐ行動しちゃうんだから……



でもね……そんな陵弥が大好きだよ……




「陵弥…お帰りなさい…」


「ただいま…」



そう言って唇を重ねた。


「あー…凜花に触りてぇ…つうか、これからは凜花に触り放題…」




ほらッ…始まった……



もうっ!!



毎日、こんなになっちゃう訳……



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