*制服のボタン*a solemn promise*
予定を早めて帰国した。
そりゃ…凜花に会いたいからに決まってる……
散々、泣かせて、待たせて。
やっと俺だけの凜花にしたんだからな…。
あー…早く凜花に触りてぇ…
俺って…欲求不満……
マンションの部屋の明かりを確認するとインターフォンを鳴らす。
ガチャリ…
あっさり開けんな……
……っとに無用心だな…
と、思いつつ。
ドアが開いた瞬間…凜花を抱きしめた……
「き、キャアーッ!!」
本当に、無用心…。
変な男だったらどうすんだ……
何か…心配の種が増えたかも。
「ばーか。無用心だな!!簡単に開けんなよ!!」
そう言って、驚く凜花を見下ろした。
「陵弥…お帰りなさい…」
「ただいま…」
そう言って凜花と唇を重ねた。
……凜花に触りたい…
思い切り抱きしめたい…
「あー…凜花に触りてぇ…つうか、これからは凜花に触り放題…」
………ぷっ……
凜花…真っ赤だけど……